知ってて欲しい、皮膚の構造
皮膚の構造について、簡単に説明させていただきます。
皮膚は大きく表皮・真皮・皮下組織の3つの層からなっております。
表皮…主にお肌を外敵から守るバリヤ機能を担当します。
表皮の角質層というところに存在する保湿成分の皮脂膜や細胞間脂質(セラミド)の形成が、正常に行われている健康な肌は外敵が侵入しにくくなります。
それと同時に皮膚内の水分が、外に蒸発しないようフタをします。
表皮では新しい細胞が作られ、古い細胞を肌表面に押し上げていくターンオーバーが行われます。
ターンオーバーは通常28日周期で行われますが、年齢とともに代謝が悪くなりこの周期も遅れてきます。
すると、シミの原因のメラニンが蓄積したり、表皮の最上層の角質層が厚くなり、ハリや弾力のない硬い肌状態になります。
真皮…コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった保湿成分が存在し、肌のハリ・弾力を保ちます。
そしてこれらは線維芽細胞から生産されます。
コラーゲンの断裂や、エラスチン・ヒアルロン酸が減少すると表皮の重みに耐えきれずシワやたるみの原因となります。
お肌のケアで重要なのは、バリア機能の強化と真皮のケアになります(^.^)
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