つらい主婦湿疹(手湿疹)ひどくなる前に早めの対策を!
季節がら 手荒れでお困りのお客様が多くいらっしゃいます。
皮膚科クリニックで働いていた時も、乾燥の季節になると手湿疹で悩まれて来院される方は多かったです。
以前クリニックのブログの記事で、
「手湿疹」について書かせていただきました内容ですが、参考にしていただければ幸いです。
◆手湿疹(主婦湿疹)とは?
手に接触する物質の刺激や、アレルギーによって生じる手のひらや指の皮膚炎で、
毎日水仕事をする主婦の方や調理師、美容師などにみられる強い手荒れのことです。
◆原因は何?
日常生活で触れるさまざまなものの刺激によって生じる皮膚炎で、もともと乾燥肌であったり、職業・家事などで水やシャンプー・洗剤などを頻繁に使うことで角層間脂質や天然保湿成分が減ると起こりやすくなります。
空気の乾燥や温かいお湯による食器洗いなども悪化に関係します。
また化学物質や植物・金属など手で触れるものに対するアレルギー反応によって皮膚炎ができている場合もあります。
◆症状の現れ方は?
手のひらや指の皮膚が乾燥して、きめが粗くなり、紅斑がみられます。
指先の皮膚が荒れて乾燥してくる場合と、指の間に紅斑ができて次第に範囲が広がっていく場合があります。
悪化すると皮膚が硬くなり亀裂(ひび)が現れます。
強いかゆみがみられることが多く、かくことでさらに症状が悪化していきます。
◆治療の方法
入浴後や水仕事のあとにはこまめにハンドクリーム(尿素含有など)やワセリンなどの保湿外用剤を塗って、失われた油分と水分を補います。
よくならない場合や、かゆみが強い場合には皮膚科を受診してください。
◆予防と回復
☆ 水仕事はゴム手袋をして行い、ゴムの刺激から皮膚を守るためにその下に木綿の手袋をする
☆ 水仕事で使うお湯の温度をぬるめ(体温よりやや低い温度)にする
☆ 食器を洗う前に、ボロ布などで汚れを拭き取る
☆ 食器は、少量の洗剤を入れたお湯に30分程度つけ、脂汚れを浮かしてから洗う
☆ 料理は大皿に盛り、洗う食器を減らす
☆ 半調理された製品などを上手に利用する
☆ 洗濯物を干したり、布団の上げ下げしたり、掃除機をかけるときなど、水仕事以外の家事でも、木綿の手袋をする
☆ シャンプー、ボディーソープ、石けん、ハンドソープなども低刺激性のものを選ぶ
☆ 水仕事のあとや、手を洗ったあと、入浴後は、時間をおかずになるべく早くハンドクリームを塗る
☆ 肌寒い日や乾燥している日は手袋をして外出する
☆ 夜寝るときに保湿剤をたっぷり塗り、手荒れがひどい時は、保湿剤をたっぷり塗って、ラップで軽く巻いて(浸透、保湿を高めます)木綿の手袋をして寝る
木綿の手袋をすると、皮膚をくるむことにより保湿剤の浸透がよくなります。
寝ているうちに無意識にかいて、炎症を悪化させるのも予防できます。
皮膚の負担を軽くするために、食器洗浄機などの機器を利用したり、症状が強いときは上手に手を抜いたり、家族に手伝ってもらうことも大事です
手のひらは、他の皮膚と違って毛包や皮脂腺がないので、表面を刺激や乾燥から皮膚を守りづらい傾向に…。
アレルギー体質の方は特に生じやすく、悪化させると主婦湿疹の原因となる仕事を中止できない方は治りづらいといわれています。
ひどくなる前に早めの対策をして、つらい手湿疹に悩まされない冬にして下さい 。
当サロンで取り扱っているハンドクリームです✨
手荒れに悩むエステティシャン、看護師・美容師の皆さんなど、プロのニーズに対応した皮膚保護・ハンドクリームです。
べとつかず手がすべらないし、お肌をしっとり保ち、しかも無香料なので、
看護師の仕事をしていた時も使用していました
おススメのハンドクリームです!
当サロンのテーブルの上にテスターを置いていますので、是非、使用感をお試し下さい♪
⛄ 年末年始の休業日 ☃
2018年12月31日(月) ~ 2019年1月3日(木) までお休みさせていただきます。
1月4日(金)より通常営業とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
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